日時:2024年12月17日(火) 15時30分〜、18日(水) 15時30分〜
場所:大阪公立大学梅田サテライト 文化交流センター
部屋:大セミナー室(17日)、ホール(18日)
Speaker:岩崎 昌子 氏(大阪公立大)
Title:物理学科学生のための機械学習入門
Abstract:近年、物理実験における膨大量実験データ処理のための技術として、機械学習技術の導入が進められている。機械学習では、明確なモデルや事象の関連性が特定できなくても、学習によって入出力の関係をモデル化し、非線形な応答を高速に、高精度で得ることが期待され、機械学習の導入によって、信号識別の性能向上、回帰処理(パラメータ測定)の高速化等が期待されている。
本講義では、機械学習の簡単な導入と、物理実験(素粒子実験)への適用例の紹介し、簡単なプログラミング実習を行う。
授業内容:以下の順番で行う予定であるが、実際の進捗と受講者の興味に合わせて調整する。
1. イントロダクション
2. 機械学習入門
3. 素粒子実験への適用
3-1: 過去の適用例
3-2: 最先端機械学習技術の適用例
信号識別、データ較正、加速器制御、データ圧縮
4. 機械学習プログラミング入門
プログラミング実習では、Google Colab. を使用します。ノートPCを持参のうえで以下も必要です:
また、Pythonを用いたプログラミングを行いますので、簡単なPythonの知識が前提になります。(Pythonの知識がない場合でも、講義資料を参考に、各自で、試してみることができます。)