NITEP談話会

第64回NITEP談話会

→ Asia/Tokyo
Description

題目:飛跡検出で探る新粒子の世界

講師:陣内 修 氏(東京科学大学)

日時:9/30(水) 16:45 -
場所:理学部会議室【E108】

概要:
LHCアトラスは世界最大衝突エネルギーの素粒子実験であり,2012年のヒッグス粒子の発見以降も,
膨大な量の高精度データを蓄積し続けてきている。アトラス測定器の中枢に設置された飛跡検出器は
衝突毎に大量に発生する荷電粒子を高効率で捉え,粒子の運動量や発生点を測定することができる。
飛跡検出は事象再構成の要となり,多くの物理測定・探索に貢献している。膨大な数の事象中から
新物理の痕跡を見つけるには僅かな違いや特徴も見逃してはいけない。未知の新粒子が特徴のある
飛跡を残すことが超対称性を含む多くの理論で示唆されており,我々のグループではそのような
長寿命の新粒子を追っている。本講演では,長寿命新粒子の探索を飛跡検出の文脈で解説する。
また,現在進行中の高輝度LHCに向けた取り組みについても紹介する。