講演者:西中 崇博 大阪市立大学准教授
講演題目:超対称性と数理物理
講演要旨:
回転対称性はベクトルの成分を混ぜ合わせる変換のもとでの対称性ですが、超対称性はボソンとフェルミオンを混ぜ合わせる変換のもとでの対称性です。そのような突拍子もないものを理論に導入すると、クォーク閉じ込めなどの難問が解けてしまうばかりでなく、物理と数学が織りなす美しい世界が開けます。この講演では、超対称性の背後にどのような数学的構造が潜んでいるのか、またそれが物理にどのように影響するのかについてお話ししたいと思います。
場所:学術情報総合センター1階文化交流室の予定です。
日時:10月27日(水)17時10分ー18時40分