物理学教室談話会/第13回 NITEP談話会

Asia/Tokyo
Description

講師:越智敦彦(神戸大学・准教授)
日時:1月20日(水) 16:30〜18:00
実施方法:zoom による

タイトル:エネルギーフロンティア実験に向けた粒子線測定器

概要:現在のエネルギーフロンティア実験であるLHC実験は、今年末までの
3年の停止期間を経て、来年から新たなRUNを予定している。
この間に、加速器の増強だけでなく、大強度のビーム実験に適応した、各測
定器のアップグレードも行われている。今回のアップグレードの大きな特徴
の一つとしては、これまで大型測定器で用いられたことがほとんど無かった
微細加工を用いたガス検出器 (MPGDs: MicroPattern Gaseous Detectors) が
多くの測定器に用いられたことが挙げられる。
ATLAS では Micromegas, CMSやALICE ではGEM がアップグレード後の検
出器として、現在インストレーションを進めているところである。
この談話会では、LHC アップグレードを含めた将来のエネルギーフロンティア
実験に向けた、新しいガス放射線検出器について、現状と展望を述べる。


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# 大阪市立大学 /Osaka City University
# 中野英一 /Eiichi Nakano

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